CBDに中毒性や依存性はあるの?タバコの代わりになる?

CBDに中毒性や常用性はあるか?

CBDを摂取することで中毒症状に拍車がかかるといったことはありません。THCなどと違い、純粋にCBDのみを摂取する場合であれば常用性や摂取しない期間において心身に変化がでると言ったことはなく、逆にその他の中毒性のあるアルコールやタバコの依存性を軽減すると言う実験結果もあります。

今回はそれらに言及しているアメリカのいくつかの大学で行われた実験結果を要約して紹介します。

CBDにはアルコールやタバコのように夢中にさせたり陶酔させるような効果はない

2017年にWHO(世界保健機関)が実施した研究結果を発表したレポートの7章,8章で「CBD自体には潜在的な依存リスクや、乱用を促す効果はない」と発表しています。以下にその部分の翻訳した内容を記しました。

健康的な被験者を2つのグループ(A: 600mgのCBDを摂取する, B:CBDを一切摂取しない)に分けて身体的な反応の変化を比較したが2者に変化は見られなかった。一方で、10mgのTHCを摂取した場合、摂取した被験者グループは心拍数が上がり、物事を心配する症状が悪化した。

次の実験では、被験者を2つのグループ(A:0.01%のTHCを含むCBDを摂取する, B:5.30-5.80%のTHCを含むCBDを摂取する)に分け、それぞれ合計8回の外来を行い、毎回外来の90分前に燃やした煙からCBDを摂取してもらい、外来までにCBDを任意に摂取する回数の違いを測定した。

結果、THCを多く含むCBDの摂取グループBは心拍数も上がり、よりCBDの摂取回数が増えた一方、THCをほとんど含まないCBDを摂取していたグループAは心拍数の変化やその他行動の変化は見られなかった

また、5.30-5.80%のTHCを含むCBDを燃やした煙を通じて摂取した場合(A)と、直接口からCBDを摂取した場合(B)での違いを比較したところ、Bでは血圧や心拍数の上昇、副作用的な効果は一切見られなかった。

CANNABIDIOL (CBD)
Pre-Review Report Agenda Item 5.2
Expert Committee on Drug Dependence Thirty-ninth Meeting
Geneva, 6-10 November 2017

このような結果から、CBDを“単体で“摂取することでは、「もっとCBDを摂取したい。摂取しないと動悸がする」といったアルコールやタバコなどにも見られる中毒性の傾向と受け取れる効果が人間にでるということは無いと言えます。

その他にも、2016年ケンタッキー大学、コロンビア大学などによって行われた実験では、マリファナ常用者の健康な成人31名を2グループ(A:CBDのみを摂取, B:THCを含んだCBDを摂取)に分け、乱用傾向が見られるかを観察した結果、CBDのみを摂取したグループAには乱用傾向は見られなかったと結論づけています

CBDには薬やタバコの依存性を抑制する作用も

いくつかの実験では、CBDには依存性を促す効果がないだけでなく、薬やタバコ、アルコールなどの依存性(中毒性)を解消する効果も発表されています。

2015年にカナダのモントリオール大学で行われた実験では、タバコを辞めたい(が、自分で辞めることができない)24名の喫煙者を2つのグループに分け、グループAには一回あたり0.4mgのCBDを摂取する機器を、グループBにはCBDを一切含んでいない機器を渡し、「どうしてもタバコが吸いたくなった時でも、普段通りタバコを吸う時でも、いつでも好きな時にこのCBD機器を吸ってください」と伝えてその様子を1週間観察し、2週目からはタバコの吸う本数を観察。

結果、CBDを含んだ機器を使っていたグループAでは、タバコを吸う本数が40%減ったと発表されています。

実際にCBDを使ってみて、中毒性や依存性は一切感じられない

僕自身も、CBDを普段はベープで摂取しており、どうしても眠れない時にはオイル自体を舌の裏に2滴ほど垂らして摂取しています。

外出する際にたまに家に忘れたりすることもあり、強いストレスを感じた時などにはあれば助かるなとは思いますが、普段から持ち歩いていないと落ち着かなかったり、無いとしても「まあいいや」くらいで終わります。

タバコやアルコールのように、我慢できずに衝動買いに走りたいといったこともありません。中毒性や依存性があると感じたことはないです。

無論、依存する状態の定義は人によってずれる傾向がありますが、「気づいたらCBDが無いと生きていけない状態になっていた」と言ったことに陥る心配はないかなと思います。

CBDはアルコールやタバコの代替として効果的

今回はCBDの依存性について紹介しました。

初めてCBDを手にする方は、おそらく「マリファナと一緒じゃないの?」「依存性(中毒性)があるのでは?」と懐疑的になられるかと思います。

精神的に参っている親戚にCBDを勧めた際に「確かに精神が落ち着く感覚はあるので、タバコやアルコールに走るより良い。でもCBDに中毒性とか常用性があるかがちょっと心配」と言われて、今回研究結果を中心に調べてみました。

CBDを勧める際、中毒性(依存性)に不安がある方がいたらこちらを紹介していただければ僕自身も嬉しいです。

また最近の研究結果で有益なものがあったら紹介します。

ではまた!